青の悪魔 徒然雑文

100年後に残る夢

FIFA World Cup 26 グループG 展望【エジプト編】

【エジプト】

 

 

出場回数    【2大会ぶり4回目】

最高成績    【1次L】

総合評価 【C+

グループステージ突破率【75%】

「王様」サラーは健在。さらにマンチェスター・シティでプレーのFWオマル・マルムシュも台頭し、鉄壁の守備から一気に繰り出すカウンターは破壊力抜群。2大会ぶりに出場する今大会。初の1次リーグ突破に向けて明るい材料は揃っている。

写真:Getty Images

エジプト代表の基本布陣は4-2-3-1。4バックをベースにしながらも、戦況に応じて3バックへスムーズに移行する可変システムを構築しており、能動的なポゼッションと鋭いカウンターを臨機応変に使い分ける柔軟性が最大の特徴だ。

長年、絶対的エースであるモハメド・サラーのワンマンチームと評されてきたが、現在のチームにはマンチェスター・シティで躍動する超新星オマル・マルムシュというもう一人の世界的アタッカーが君臨。この強力なダブルエンジンが局面を一撃で打開する。さらに、「エジプトのハーランド」と称されるハムザ・アブデルカリムや、レアル・オビエドで10番を背負い今年3月に初招集されたMFハイセム・ハッサンら、若いタレントの台頭も著しい。

33歳のエース、サラーにとって集大成となる今大会。充実の陣容で、いまだ成し遂げていない「本大会初勝利」とその先にある決勝トーナメント進出という悲願へ挑む。

【予想フォーメーション(4-2-3-1)】


【登録メンバー】

GK
1    モハメド・エル・シェナウィ (アル・アハリ)    88.12.18    191/86
16    エル・マフディ・ソリマン (ザマレク)    87.6.8    189/80
23    モスタファ・ショベイル (アル・アハリ)    00.3.17    185/79
26    モハメド・アラー (エル・グウナ)    99.8.31    

 

DF

2    ヤセル・イブラヒム (アル・アハリ)    93.2.10    185/83
3    モハメド・ハニー (アル・アハリ)    96.1.25    189/88
4    ホッサム・アブデルマギド (ザマレク)    01.4.30    193/85
5    ラミー・ラビア (アル・アイン)   93.5.20    180/80
6    モハメド・アブデルモネイム (ニース)   99.2.1    173/73
13    アーメド・ファトゥー (ザマレク)    98.3.22    177/72
14    ハムディ・ファティ (アル・ワクラ)   94.9.29    180/78
15    カリム・ハフェズ (ピラミッズ)    96.3.12    175/70
24    タレク・アラー (ZED)    02.1.5    178/74

 

MF
21    マハムード・サベル (ZED)    01.7.30    184/79
11    モスタファ・ジコ (ピラミッズ)    97.4.27    178/74
17    モハナド・ラシーン (ピラミッズ)    96.5.29    179/73
25    アーメド・サイード・"ジゾ" (アル・アハリ)    96.1.10    174/67
19    マルワン・アッティア (アル・アハリ)    98.8.12    170/58
8    エマム・アシュール (アル・アハリ)   98.2.20    181/72
7    マハムード・"トレゼゲ" (アル・アハリ)   94.10.1    180/77
18    ナビル・エマド・"ドンガ" (アル・ナジマ)   96.4.6    179/75
20    イブラヒム・アデル (ノアシェラン)   01.4.23    173/69
12    ハイセム・ハッサン (オビエド)   02.2.8    178/71
10    モハメド・サラー (リバプール)   92.6.15    175/71

 

FW
22    オマル・マルムシュ (マンチェスターC)   99.2.7    183/81
9    ハムザ・アブデルカリム (バルセロナB)   08.1.1    182/75

 

【注目選手】

写真:Getty Images

GK 1  モハメド・エル・シェナウィ(37)

37歳になっても衰えない反射神経とリーダーシップが魅力。圧倒的なキャプテンシーと威風堂々たる存在感で、エジプトのゴールマウスに君臨する偉大な守護神。PKにも滅法強い。

 

写真:Getty Images

DF  5  ラミー・ラビア(33)

豊富な経験に裏打ちされた抜群の危機察知能力と、激しい対人守備で壁となるエジプトの頼れるベテランCB。タフなデュエルと空中戦の強さが魅力。アル・アハリで培った大舞台の経験から冷静にラインを統率し、セットプレー時には高い打点のヘディングで得点源にもなる。

 

写真:Getty Images

MF 7 マハムード・"トレゼゲ"(31)

抜群の推進力を誇るドリブル突破と、大舞台の勝負どころでゴールを陥れる圧倒的な勝負強さが魅力のサイドアタッカー。強烈なシュートセンスを武器に、エースのサラーにマークが集中した際、逆サイドから決定的な仕事をやってのける「もう一人の牙」として機能。

 

写真:Getty Images

MF  8 エマム・アシュール(28)

圧倒的なダイナミズムと強烈なミドルシュートを武器に、中盤を支配するエジプト屈指の爆発型セントラルMF。アル・アハリでも中心を担い、果敢な縦パスで攻撃のテンポを一気に上げる、エジプトのインテンシティを象徴するダイナモだ。

 

写真:Getty Images

MF 10 モハメド・サラー(34)

いわずと知れたエジプトの”アラー”。さすがにスピードは衰えたが、シュートテクニックは健在。年齢的にもキャリアの成熟期を迎えており、代表チームを悲願の大会初勝利やノックアウトステージ進出へと導くための総決算の舞台となる。

 

写真:Getty Images

FW 22  オマル・マルムシュ(27)

圧倒的な推進力を誇るドリブルと、多彩なシュートパターンでゴールを量産する世界屈指の万能型アタッカー。さらに、高精度なフリーキックや味方を生かすアシスト能力、前線からの献身的なプレスも兼ね備えており、サラーと並ぶエジプトの絶対的な新エースとして局面をひと突きで打開する破壊力を秘めている。

 

写真:Getty Images

FW 9  ハムザ・アブデルカリム(18)

18歳にしてバルセロナU-19で異彩を放ち、「エジプトのハーランド」と恐れられる規格外の神童。最大の魅力は、圧倒的な体躯と爆発的なスピード、そして天才的な得点感覚だ。若くして世界的名門のDNAを吸収し、異次元の決定力でゴールを量産。サラーの後継者として世界が熱視線を送る超新星。