2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧
【大会ベストイレブン】 GK マイク・メニャン(フランス) 次点:ギオルギ・ママルダシュヴィリ(ジョージア) photo by Getty Images GKの活躍が印象的だった大会の中で、最も安定感があった。大胆なセービングと繊細なディフレクティングを披露。攻撃陣が機…
試合は立ち上がりから拮抗した展開が続く。スペインはニコ・ウィリアムズ、ラミネ・ヤマルの独力突破から何度かゴールに迫る場面を作ったが、イングランドの最終ラインの集中した守備がフィニッシュまで持ち込ませない。大会最多の4度目の優勝を目指すスペイ…
”自力”を見せたイングランドが2大会連続で決勝進出を果たした。立ち上がりの7分に均衡が破れる。ライスからボールを奪ったシャビ・シモンズが自らボールを持ち運び、ボックス内手前から右足を振り抜き、ゴラッソを決める。イングランドも14分、ピッチ中央付…
スペインの至宝が、フランス相手に新たな歴史を刻んだ。大方の予想通り序盤はスペインがポゼッションで優位に立ち、両サイドのラミネ・ヤマルとニコ・ウィリアムズを起点にチャンスをうかがい、フランスがお家芸のミドルブロックを形成して迎え撃つ。9分、フ…
2度目の欧州制覇を目指すオランダは、2004年大会以来5大会ぶりの準決勝進出を狙う。対するトルコはベスト16のオーストリア戦で、試合中に不適切なジェスチャーをしたとされDFメリフ・デミラルが、2試合の出場停止処分を科せられるアクシデントがあったが…
2大会連続の4強入りを狙うイングランド と、史上初のEUROベスト4を目指すスイスの一戦。3バックを敷いたイングランドと5バックを敷いたスイス。イングランドは右サイドのサカを起点にスイスを押し込むことはあったが、前半はどちらもリスクを冒すことを嫌い…
EUROでは3大会連続の顔合わせとなった一戦。序盤からポルトガルがポゼッションで優位に立ち、フランスはカウンターから鋭い攻撃を見せる。主導権が目まぐるしく入れ替わる攻防は、ベスト8らしい緊張感がピッチに張り詰められ、ともにシュートまで持ち込めな…
今大会で質の高いサッカーを披露しているスペインとドイツの「事実上の決勝」。お互いに主導権を握ろうと、立ち上がり早々から球際で激しさを見せる。お互いにストロングポイントをつぶし合いながらも、ショートカウンターからチャンスを作っていく図式とな…
「オーストリア散る」。20本のシュートを放ったオーストリアは、あと1点及ばず。エース・ザビッツァーのまさかの不振もあり、同国史上初の8強進出は果たせなかった。対するトルコはセットプレーからの2発を執念で守り切った。試合終了のホイッスルが鳴るとト…
前回大会のベスト16でチェコに葬られた苦い経験を活かし、オランダのクーマン監督はポゼッションにこだわらずに、ピッチにいる全員が連動する相手のお株を奪う戦術を敷いた。この戦術がハマり、立ち上がりからオランダは主導権を一度もルーマニアに渡さず、…
【GROUP F 成績表】 【GROUP F BEST 11】 GK ギオルギ・ママルダシュヴィリ(ジョージア)Best player of the group league photo by Getty Images バレンシアが見出した守護神は、グループリーグ全試合で歴史的なパフォーマンスを披露。卓越した反応速度は…
【GROUP E 成績表】 【GROUP E BEST 11】 GK クーン・カステールス(ベルギー) photo by Getty Images グループリーグでわずか1失点に抑え、チームの決勝トーナメント進出に貢献。第二試合のルーマニア戦では味方のミスを帳消しにするビッグセーブを見せ、…
【GROUP D 成績表】 【GROUP D BEST 11】 GK マイク・メニャン(フランス) photo by Getty Images グループDはGKの活躍が際立っていたが、グル-プリーグを通してプレーエリアが広く、好セーブを連発していたフランスの守護神を選出。失点はレヴァンドフス…
【GROUP C 成績表】 【GROUP C BEST 11】 GK ヤン・オブラク(スロベニア)Best player of the group league photo by Getty Images スロベニアの強固な守備ブロックは最後方に彼がいてこそ成り立つ。ゴールポスト付近でどっしりと構え、長い手足を活かした…
【GROUP B 成績表】 【GROUP B BEST 11】 GK ジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア) photo by Getty Images グループリーグ全試合で世界一のGKとしての資質を証明した。ハイライトはトーナメント進出をかけた大一番でのクロアチア戦で、モドリッチのPKをス…
【GROUP A 成績表】 【GROUP A BEST 11】 GK マヌエル・ノイアー(ドイツ) photo by Getty Images スイスのゾマーのパフォーマンスも高かったが、GKのEURO最多出場記録を更新したドイツの守護神をチョイス。身体能力こそ全盛期よりも 劣るものの、不動の守…
2大会ぶりの欧州制覇を目指すポルトガルとEURO2000以来の本大会出場にして初の決勝トーナメント進出を果たしたスロベニアの一戦は、ポゼッションで優位に立つポルトガルと堅守でしのぎ、カウンターを狙うスロベニアという図式。ポルトガルはヴィティーニャや…
タレント軍団同士の好ゲームは、序盤から一進一退の攻防が続く。決定機を多く作っていたフランスが85分にベルギーの牙城を崩し、ベスト8進出を果たした。両チームともに攻守のバランスを重視した試合は、交代カードを使わないまま80分まで進んでいった。戦術…
「死闘」を制したスペインが鮮やかな4発逆転勝利でベスト8進出。前半18分にジョージアがオウンゴールで先制。波乱の予感が漂う中、ジョージアの強固な守備をスペインが39分にこじ開ける。後半はスペインが優勢に試合を進め、ジョージアは3失点で力尽きた。終…
スロバキアの積極的なプレスにビルドアップを奪われたイングランドが、今大会初めて先制点を奪われた。攻撃に転じるも、スロバキアの守備ブロックを崩せず、流れの中から決定機を作れない。そして時間は過ぎていき帰国まであと数秒という時、ウォーカーのロ…
開催国ドイツがデンマーク撃破で準々決勝へ進出。雷の影響により前半に一時的に試合が中断された試合は一進一退の攻防が続く好ゲームとなった。デンマークは後半開始早々、セットプレーの流れからアンデルセンがこぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らすが…
スイスが31年ぶりにイタリアを破り2大会連続のEURO8強入りを果たした。前回王者イタリアはカラッフィオーリの出場停止が大きく響き、ボールを前線に入れることすらできていなかった印象で、手も足も出ない「完敗」を屈した。2006年のW杯優勝を遂げたベルリン…