【GROUP C 成績表】
【GROUP C BEST 11】
GK
ヤン・オブラク(スロベニア)Best player of the group league
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スロベニアの強固な守備ブロックは最後方に彼がいてこそ成り立つ。ゴールポスト付近でどっしりと構え、長い手足を活かしたシュートストップでチームのトーナメント進出に大きく貢献した。
DF
ジャン・カルニチニク(スロベニア)
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堅実な守備とカウンターの際の縦への突破が魅力。ハイライトは二戦目のセルビア戦。ボール奪取から高速ドリブルでボールを前線に運び、その流れの中で貴重な先制点を奪って見せた。
ヤカ・ビヨル(スロベニア)
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高さとフィジカルの強さを活かした堅固な守備をグループリーグを通して披露。ボランチでもプレー可能なカエは守備範囲が広く、インターセプト能力も高い。パスの精度も高く、ビルドアップやカウンターの発火にも貢献した。
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相手の決定機にこそ存在感を放つDFリーダー。初戦のスロベニア戦のパス成功率はなんと100%。チームの攻撃的なポゼッションを最後方から支えた。
マーク・グエヒ(イングランド)
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シャキッとしないチームにおいて、獅子奮迅の働きだった。出足の早いプレスとボール奪取能力の一致は数々のピンチを防いだ。身長は182cmと大きくないが、空中戦でも強さを発揮。
エリク・ヤンジャ(スロベニア)
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攻守で存在感を放ったが、とりわけ攻撃での活躍がハイライト。タイミングの良いオーバーラップから精度の高いアーリークロスを上げ、セットプレーのキッカーとしても良質なボールを送っていた。初戦のデンマーク戦では、CKのこぼれ球を拾い、ボックス手前から左足を一閃。貴重な同点弾を上げた。
MF
ティミ・エルシュニク(スロベニア)
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自国リーグでプレーする欧州でも無名な男は、ボール奪取や中盤でセカンドボールを回収し、縁の下でチームを支えた。ハイライトは大一番のイングランド戦。サカのバイタルエリアの侵入を封殺し、中盤でボール奪取を連発。さらに奪ったボールを前線に供給し、カウンターの起点となっていた。
ピエール・エミール・ホイビュア(デンマーク)
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ハードワークを厭わない鉄人は、グループリーグを通して球際で激しさを見せ何度もボール奪取を達成。ボール奪取後にそのままショートカウンターを発動できる推進力も魅力。良いミドルも何度か放ち、攻守でダイナミズックなハイパフォーマンスを披露した。
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ハードワークを土台に守備のタスクをこなし、相手の攻撃の芽を摘みつつ、正確なパスで左右にボールをさばける能力の高いMF。イングランド戦では大会ベストゴール候補の地を這う約30メートル弾を決めた。
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相手のプレスをかいくぐりバイタルエリアで崩しに関与。運動量とテクニックが融合したゲームメイクはグループリーグ全試合で光輝いた。前回大会での心停止から1100日、復活の先制弾を決めたスロベニア戦のゴールは多くの人間を感動させた。
FW
ヨナス・ウィンド(デンマーク)
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ゴールも奪えず技術には粗さが残るものの、オフ・ザ・ボールの動きが秀逸であり、サイドに流れながら何度もボールを呼び込み、エリクセンとの連携も良質だった。