【EURO2024】GROUP A BEST 11
【GROUP A 成績表】
【GROUP A BEST 11】
GK
マヌエル・ノイアー(ドイツ)
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スイスのゾマーのパフォーマンスも高かったが、GKのEURO最多出場記録を更新したドイツの守護神をチョイス。身体能力こそ全盛期よりも 劣るものの、不動の守護神としてチームを支え、多くのタイトル獲得に貢献してきた経験を要所で発揮していた。
DF
ヨズア・キミッヒ(ドイツ)
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円熟味を増した守備は「完成」した印象。戦況に応じて縦と中へのスプリントを使い分け、相手の裏スペースを攻略。右サイドにとどまらずチームのポゼッションに多大な貢献を果たしていた。
マヌエル・アカンジ(スイス)
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グループリーグのすべての試合で高い守備能力を披露。高精度のビルドアップも魅力。ハンガリー戦ではリベロの如く攻撃のつなぎに関与。ドイツ戦では強気なラインの押上げを敢行し、ドイツと互角以上の戦いをしたチームの根幹を形成した。
マクシミリアン・ミッテルシュテット(ドイツ)
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「ゲルマンの左槍」は高い位置を取り続けクロースにパスの選択肢を与えていた。ムシアラやヴィルツと連携する左サイドはドイツのストロングポイントになっていた。
MF
レモ・フロイラー(スイス)
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豊富な運動量と高い戦術理解度を持つ「アイスマン」のハイライトは、互角以上の試合をしたドイツ戦。2列目からとび出して先制点をアシストすると、労を惜しまずピッチを走り回り、ボールホルダーにプレッシャーをかけ続けた。ドイツに主導権を完全には与えなかった立役者となっていた。
トニ・クロース(ドイツ)
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開幕戦のスコットランド戦ではパス成功率99%を記録。グループリーグ全試合で異次元のクオリティでチームのポゼッションの中核を担った。ドイツの攻撃は全て彼からスタートすると言っても過言ではない。稀代のゲームメーカーのラストダンスから目が離せない。
ミシェル・アエビシェール(スイス)
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スペースや味方の動き出しによって左アウトサイドからインサイドへポジションを変え、周りを巧みにサポートできる名わき役。初戦のハンガリー戦では巧みなスルーパスのアシストと、美しいコントロールショットでゴールを奪い勝利の立役者となった。最終戦のドイツ戦では最終ラインまで下がり最後までボールを追い続け、味方の士気を高めた。
ジャマル・ムシアラ(ドイツ)Best player of the group league
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「開催国のヤングスター」というプレッシャーを、21歳は物ともせず、大舞台で大きなインパクトを与えた。スコットランド戦とハンガリー戦でも得点を決め、キレとスピードが共存する変幻自在のドリブルスキルで違いを作り続けていた。
イルカイ・ギュンドアン(ドイツ)
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互いを補い合えるクロースがいることで高いポジションでチャンスメイクを行えている。小回りが利いたターンと、相手の裏を突くスルーパスで幾度となくチームの”崩し”に貢献していた。
フロリアン・ヴィルツ(ドイツ)
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ファンタスティックなファーストタッチから優位性を作り、状況を見てプレーの判断を変えられる能力は年齢を鑑みれば「天才」としか形容できない。オフ・ザ・ボール、オン・ザ・ボールを問わずインテリジェンスに溢れている。
FW
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チームは敗退したがグループリーグ全試合で傑出した攻撃センスを見せた。ボールコントロールに優れ、視野が広く、キック精度もすこぶる高い。その攻撃センスはドイツ相手にも通用していた。