【EURO2024】GROUP E BEST 11
【GROUP E 成績表】
【GROUP E BEST 11】
GK
クーン・カステールス(ベルギー)
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グループリーグでわずか1失点に抑え、チームの決勝トーナメント進出に貢献。第二試合のルーマニア戦では味方のミスを帳消しにするビッグセーブを見せ、さらに追加点のアシストを達成。
DF
ペテル・ペカリーク(スロバキア)
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今大会で3回目のEURO出場となる37歳のベテランはグループリーグを通して攻守で高いパフォーマンスを披露。右サイドで労を惜しまず上下動を繰り返し、チャンスに絡み、ピンチをつぶす、というシンプルなプレーを黙々と堅実にこなしていく様はスロバキアというチームを象徴していた。
ラドゥ・ドラグーシン(ルーマニア)
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圧倒的なフィジカルでボール奪取を連発。ボックス内の空中戦と対人戦で無類の強さを誇り、初戦のウクライナ戦ではドフビクを蚊帳の外へ追いやった。課題とされていたビルドアップでも、敵陣に自信がボールを持ち上がる方法を採り、功を奏していた。
ヤン・フェルトンゲン(ベルギー)
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初戦のスロバキア戦で最終ラインが失態を犯したベルギー。第二戦のルーマニア戦でDFリーダーに指名されたのが37歳の大ベテランだった。そして見事に最終ラインに秩序を与えることに成功した。第二戦、三戦とも経験を活かしたポジショニングで急所をケア。ベルギーのトーナメント進出の功労者。
MF
スタニスラフ・ロボツカ(スロバキア)Best player of the group league
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代表とクラブでカルツォーナ監督の戦術を知り抜くピッチ上の指揮官は、グループリーグ全試合で傑出したプレーを見せた。攻守両面でハードワークを敢行し、ビルドアップの局面では相手のパスの出しどころに出没し何度も効果的なインターセプトを見せた。的確な捌きでボールを前進させ、中盤のオーガナイザーとして今大会でも屈指の輝きを放っていた。
ラズバン・マリン(ルーマニア)
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低い位置から前を向き、長短のパスを振り分けで攻撃を組み立てるレジスタとして機能。機を見て放つミドルシュートも驚異。初戦のウクライナ戦では追加点となるスーパーミドルを叩き込んだ。
マリウス・マリン(ルーマニア)
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効果的なインターセプトやボール奪取で中盤を締め上げた。サッカーIQが非常に高く、中盤の底でゲームをコントロール。チームに欠かすことができないピッチ上の監督。
ミコラ・シャパレンコ(ウクライナ)
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ウクライナに創造性を与えるファンタジスタ。ハイライトは初戦を落とし、迎えた二戦目のスロバキア戦。前半から前線に良質なボールを配給し、貴重な同点ゴールも決めた。さらに79分には中盤からボールを受け、すぐに前を向きヤレンチュクのゴールをファンタスティックなアシストでおぜん立て。
ケビン・デ・ブライネ(ベルギー)
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グループリーグ全試合で”違い”を作り出した。二戦目のルーマニア戦では相手3人をドリブルで抜き去り独力で決定機を演出。ワールドクラスの縦パスを何度も前線に入れていた。ルーマニアは一枚の守備ではファウルでしか彼を止められていなかった。ゴールキックに最前線から抜け出し、とどめとなる追加点を奪い、圧倒的なパフォーマンスを披露した。
オンドレイ・ドゥダ(スロバキア)
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小回りが利いたテクニカルなドリブルで攻撃にリズムを与え続けた。守備での貢献度も高く、攻守においてピッチで輝きを放っていた。大一番の最終戦のベルギー戦では、つなぎとチャンスメイクの双方をこなしつつ、ボックス内に入り込んで頭でゴールを奪った。
FW
イヴァン・シュランツ(スロバキア)
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初戦のベルギー戦では大方の予想を覆すゴールを決め、勝利の立役者となった。グループリーグでは2得点を決めたが、ゴール以外にもプレー判断が良質であり、クオリティ豊かなプレーを見せていた。相手DFへのプレッシングやオフザボールの動きなど、彼の献身的な働きはチームに欠かすことができない。